2009宮城県センチュリーライド参加報告

仙台市在住 K.H(64歳 Windrider歴1年2ヶ月)
開催日:2009年6月7日
コース:名取市サイクルスポーツセンター~福島県南相馬市(往復160km)
制限時間:8時間

無事完走でき充実感で一杯です。 ただ、途中コースアウト(コースを間違えた)と車体(シート位置、ハンドル高さ)調整に費やしたタイムロスを、後半膝が疲れてリカバリーできず、結果的には10分ほどタイムオーバーになりました。
長距離を走ってWindriderの真骨頂を存分に再認識しました。 先ず疲れ方が全然違います。 これまで乗っていたロードバイクでは尻の痛さに加え、 腕の疲れ、そして肩、特に首の凝りが酷かった。 ところがWindriderの場合には腕や首や肩等痛くなるはずもなく、尻の痛さも上体の全体重が掛かっ ている割には背もたれのアングルが良いのか思ったほど痛くありません。 決してオーバーではなく膝さえ鍛えておけば何日でも走れそうな気がしました。
一昨年までロードバイクに乗っていましたが、ロードバイクではゴールを目指して只管(ひたすら)熱く走るのが常でした。
それがWindriderに乗ってから、特に今回長距離を走ってバイクライフ感が一変しました。何と言っても息苦しさと上体の疲れを全く感じないのです。 ロードバイクとは心拍数が全然違います。しかも視野が広い分身体も心も自然と一体になり周りの風景をユッタリ見ながら実に爽快に走れるのです。
結果的にはタイムオーバーになりましたが、目標としたアヴェレージ毎時20km以上の速度をNetでキープでき、“アラカン”の私としては大いに満足して います。 私のように熱い走りに一寸億劫になった方にWindriderは是非お勧めで、バイクライドを生涯スポーツにと思っている方には最適だと思って います。
今回の成果の一つは、これだけの長距離を走った事によって、効率よく乗るためのハンドルとシートのベストポジションを掴めたことです(3回調整)。これは今まで漫然と走っていた50Km程度の短距離走では分からなかったことでした。
スタート付近ではリカベントにしてはかなり変わった形態とメカに驚かれたようで色々質問もされました。走行中も追い越しながら「変わった自転車ですね!」とか「ラクそうですね!」(この声が一番嬉しかった。)と声をかけてくれた方が数人いました。
後半膝が疲れた今回の反省を踏まえて、膝でペダルを回転する意識ではなく股関節から足首までを一体として股関節でペダルを押し込む感覚を意識すれば膝も疲れずもっと効率良く走行できるのではと思っていますが・・・・
Windriderで気になったことは、長く乗っているとどうしてもシートに前後左右の圧がかかるためにシートがグラつきが出やすくなります。 走行前の点検では、シートのネジの締め具合も点検した方が良い様です。

以上